四季折々の花々が楽しめる揚輝荘「北園」

『揚輝荘』の旧敷地に建つ分譲マンション

池泉回遊式庭園が見どころの「北園」

池泉回遊式庭園が見どころの「北園」

揚輝荘は素晴らしい庭園も見どころのひとつ。ここでは京都の修学院離宮を参考にした池泉回遊式庭園がある北園について詳しく紹介していきます。

無料で楽しめる

揚輝荘は一般公開されていますが、北園は無料で解放されているので特に申し込みをしなくても素敵な庭園を見ることができるんです。春には満開に咲き誇る桜や宙にたゆたう姿が美しい藤を眺めたり、初夏にはきらめく若葉を見ながらお散歩したり、秋には赤や黄色に色づく紅葉を愛でたり、と四季折々の花々を楽しめますよ。

北園のシンボル「白雲橋」

北園は真ん中に池がありその周りをぐるっと回りながら鑑賞できる池泉式遊式庭園になっています。その池には北園のシンボルでもある白雲橋がかかっていますが、京都にある修学院離宮の千歳橋をなぞらえて作られたといわれています。屋根のある珍しい橋ですが、残念ながら有形文化財に指定されているため実際に渡ることはできません。
天井に描かれている龍の絵や手掘りの白木擬宝珠など見どころが満載の白雲橋では橋の上を舞台にして音楽や踊りを楽しむイベントも開催されています。

徳川家に縁のある建物「伴華楼」

伴華楼と書いて「ばんかろう」と読む建物は1929年に尾張徳川家から移築された座敷に洋室などを増築した建物です。近代建築の巨匠といわれている鈴木禎次が設計しました。伴華楼は英語のバンガローをもじってつけられたのだとか。祐民のちゃめっ気のある性格が反映されていますね。
伴華楼は一般公開されているので予約すれば無料で内部を見学することができます。豊富な知識を持ったスタッフが装飾など詳しく教えてくれるので安心して楽しむことができますよ。公開日は水曜日と土曜日で1日4回行われていますが、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために公開を中止している場合もあります。事前に見学できるかどうか電話で確認しておきましょう。

企業の繁栄を願う「豊彦稲荷」

伴華楼を進んでいくと、緑の木々の中に朱塗りの鳥居がぱっと目に入ってきます。こちらは松坂屋名古屋店本館と大阪にある高槻店にも鎮座している豊彦稲荷で、昭和初期に松坂屋京都店から勧請されたのだとか。お稲荷さんなので入口には凛々しいお顔の狐さんも鎮座しています。お散歩の際にお参りしてみてはいかがでしょうか?

最初に建てられた「三賞亭」

池に面している三賞亭は揚輝荘最初の建物です。雪・花・月を鑑賞するための建物なので「三賞亭」と名付けられたようです。 木造の平屋建てで障子戸を開けると池と白雲橋がちょうどよく眺められるようになっています。建物内には桜や新緑、紅葉など四季の移り変わりを楽しめる茶室もあり、現在も茶会が開かれているようですよ。

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